千葉県東金市における木質バイオマス発電事業計画に関するお知らせ
2024年12月16日
当社(東京都港区、以下「タケエイ」)は、千葉県東金市における木質バイオマス発電事業計画(以下「本計画」)について、見直すことといたしましたのでお知らせいたします。
1. 本計画について
タケエイは、2021年に、千葉県東金市における木質バイオマス発電事業について具体的な検討を開始しました。2019年の大型台風によって300万㎥発生したとも言われる風倒木などの有効活用や、地元山武地域が誇る「山武杉」及びその溝腐れ病被害木なども燃料とすることを目指し、東金市及び県内出荷協力社をはじめとする地元森林事業者の皆様よりご協力いただきながら計画を進めてまいりました。
しかしながら、その過程で、森林材の安定的な確保にあたっては所有者様の追跡調査や実作業などに想定以上の時間を要することが判明し、加えて、2021年に発生したウッドショックを背景とし、TREグループとしてもより一層安定した燃料供給体制の構築が必要となるなど、事業環境の急速な変化がありました。このような状況を鑑み、まずは千葉県内において、林業の再生・活性化による森林再生事業に取り組み、安定した燃料供給体制の確立を優先させると共に、千葉県内における木質バイオマス発電事業について規模並びに用地の再検討を行うことといたしました。
2. 今後の見通し
本件が当社連結業績に与える影響は軽微です。今後開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。