「資源循環型社会への貢献」を目指して
-多様な技術で、廃棄物をかぎりなく資源へ

私たちタケエイは、「地球の環境保全に貢献する。」を企業理念とするTREホールディングスグループの一員として、「高度循環型社会の実現」と「脱炭素社会の実現」という二つの使命があります。

高度循環型社会とは、あらゆる廃棄物を資源に生まれ変わらせ、再生利用する社会です。現在の生活水準を保つには、地球2.8個分の天然資源が必要と言われています。天然資源には限りがある一方で、ゴミとして廃棄されたものでも、再利用できれば資源になります。

私たちは様々な業界と連携しながら、リサイクルしやすいモノづくりのために、日々廃棄物の再資源化に取り組んでいます。

 

地球の環境保全に貢献する

タケエイグループは様々なリサイクルに対応

私たちは「総合環境企業」として、常に自然との調和を考え、また各拠点においては、地域との共生を第一に、多様なニーズに対応したリサイクル技術の確立と施設の充実を推進することで、資源循環型社会への貢献を実施しています。

 

タケエイは、建設系産業廃棄物の中間処理工程において、様々な方法でリサイクル・再資源化に取り組んできました。

機械や重機を使った廃棄物の選別、さらには人の手による選別を繰り返し行うことで、リサイクルの量と質を向上させ、最終処分場での埋立量を低減しています。リサイクル可能な廃棄物は、それぞれの品質基準に従い、破砕・圧縮等の工程を経て、再生素材やエネルギー資源として出荷します。また、廃石膏ボード、コンクリート塊、金属くず、木くず等は、グループ内の専門処理会社でリサイクルしています。

リサイクル・再資源化

リサイクル・再資源化

「リサイクル(recycle)」を広辞苑 第七版で調べると、「資源の節約や環境汚染防止などのために、不用品・廃棄物などを再利用すること。」とあり、一度製品化され、不要になったものを再資源化し、新たな製品の素材や原料として利用することをいいます。

リサイクルは大きく、ケミカルリサイクル、マテリアルリサイクル(素材としての再利用)、そしてサーマルリサイクル(熱としての再利用)に分けられます。

 

※広辞苑 第七版 3074Pより [発行所:株式会社岩波書店]

ケミカルリサイクル

ケミカルリサイクル

ケミカルリサイクルとは、 廃プラスチックなどの廃棄物に化学的な処理を行い、新たな製品の素材や原料などに再利用するリサイクル方法のことです。

ケミカルリサイクルによって得られる原料は、元の資源とは全く異なる製品に生まれ変わることも少なくありません。

マテリアルリサイクル

マテリアルリサイクルとは、廃棄物を原材料として再利用することです。タケエイでは、グループ内に石膏ボード等の各品目に特化した専用のリサイクル工場(会社)を展開しています。さらに再資源化された素材を素材メーカー等に出荷しています。

 

下の図は横スクロールしてご覧ください。

廃石膏ボード

異物・付着物除去

切断

石膏ボード原料

石膏ボード

石膏ボード

がれき類
(コンクリート等)

異物除去

破砕

再生砕石・再生砂

路盤材、埋戻材

路盤材、埋戻材

金属くず

異物除去
素材別選別

切断

鉄・非鉄

銅板、形鋼、棒鋼、非製鉄品

銅板、形鋼、
棒鋼、非製鉄品

紙くず

異物除去
素材別選別

圧縮

製紙原料

ダンボール

ダンボール

廃プラスチック類

異物除去
素材別選別

破砕・圧縮

再生用
プラスチック原料

プラスチック製品、塩ビ管

プラスチック製品、
塩ビ管

セメント原燃料、高炉還元材等

セメント原燃料、
高炉還元材等

木くず

破砕・異物除去
素材別選別

破砕

木チップ

紙製品、パーティクルボード等

紙製品、
パーティクルボード等

サーマルリカバリー(サーマルリサイクル)

廃棄物を単に焼却処理するだけではなく、焼却に伴い発生する熱エネルギーを回収・利用することです。

廃棄物発電をはじめ、施設内の暖房・給湯、温水プール、地域暖房等に利用すること、発電や発電燃料化、セメント原燃料化なども含まれます。また、サーマルリカバリーは、熱回収・熱利用といわれることもあります。

 

下の図は横スクロールしてご覧ください。

木くず

破砕・異物除去
素材別選別

破砕
(選別)

木チップ

バイオマス発電

木質バイオマス発電

可燃物
(紙くず・廃プラ等)

破砕・異物除去

圧縮

発電用燃料・
セメント原燃料化

ガス化溶融、廃棄物発電

廃棄物発電・
セメント原燃料

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