タケエイは、廃棄物の収集運搬から再資源化・最終処分までワンストップソリューション(一貫処理体制)を提供し、資源を無駄なく循環させるサーキュラーエコノミーの実現に不可欠な社会インフラの役割を果たしています。
タケエイの事業 = 脱炭素社会の実現に貢献
廃棄物処理・再資源化事業は、主に建設工事や解体工事の現場から排出される廃棄物を収集運搬し、大規模な中間処理施設で受け入れています。
「高度循環型社会」を実現するためには、法令を遵守した廃棄物の適正処理に加え、これまで再資源化できずに埋立処分されていた未利用資源に対して、選別精度を高めて再資源化するための設備やプロセス技術の進化が必要です。
タケエイでは、積極的な設備投資や処理プロセスの改善を通して未利用資源の再資源化に取り組んでいます。 リサイクルの高度化は、資源の有効活用はもちろん、最終処分場の延命化や燃料・エネルギーの自給率向上、CO2排出量の削減にも大きく貢献します。
私たちは、日々の事業を責任を持って適正に行うことが、そのまま環境・資源循環型の社会に資する活動となることを認識し、これからも更なる再資源化に努めます。
カーボンニュートラルへの取り組み
タケエイグループは、事業自体による環境への取り組み以外にも、常に社内でできることを模索し、様々な取り組みを推進しています。
タケエイの取り組み①
太陽光パネルの設置
タケエイの東京リサイクルセンター(東京都大田区)、川崎リサイクルセンター(神奈川県川崎市)、塩浜 リサイクルセンター(川崎市)、物流車両基地(川崎市)において、屋根部分に太陽光パネルを設置しました。 自家消費を目的としており、この 4 か所における年間脱炭素量の合計は 720,816 kg-CO2 となる想定です。 今後も、他の事業所への太陽光パネル設置等も含め、グループをあげてグリーン電力導入に取り組み、「2026 年を目途とした自社使用電力におけるカーボンニュートラル達成」を目指します。
タケエイの取り組み②
新型電動ショベル試験機を導入
タケエイの川崎リサイクルセンターは、排気ガスを一切発生させないクリーンな作業環境を実現する、脱炭素化に向けた取り組みの一つとして、コマツ社が製作した 20tクラスの新型電動ショベル試験機を導入しました。
廃棄物処理業務の作業環境下における耐性、安全性及び環境性能等の継続的なデータ取得を目的としています。
また、本電動重機の充電に使用する電力の一部は、取り組み①で紹介している自家発電(太陽光)にて発電した電力を使用しています。