再資源化

サーキュラー・エコノミーの実現に向けて

「高度循環型社会」を実現するためには、法令を遵守した廃棄物の適正処理に加え、これまで再資源化できずに埋立処分されていた未利用資源に対して、選別精度を高めて再資源化するための進化が必要です。
タケエイでは、積極的に設備投資や処理プロセスの改善を行い、未利用資源の再資源化に取り組んでいます。

固形燃料「RPF」

RFP製造設備
RFP

混合廃棄物などに含まれる紙くず、繊維くず、廃プラスチック類などを分選別し、圧縮・成型することで、発電燃料として活用できる固形燃料「RPF」を製造しています。この技術を応用し、TREホールディングスグループ内で発生する未利用資源やシュレッダーダストなどの再資源化にも挑戦しています。

 

※RPF: Refuse derived paper and plastics densified Fuel の略称。
マテリアルリサイクルが困難な古紙および廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料のことで、石炭に比べて同一熱量回収時に約33%のCO2排出量低減効果がある [出典:一般社団法人日本RPF工業会]。

 

発電用固形燃料(RPF)の有効活用

製造した固形燃料RPFは、グループ内の木質バイオマス発電所等で燃料材として再利用されています。

 

グループ内の供給先

市原グリーン電力株式会社株式会社タケエイグリーンリサイクル 横須賀発電所

※市原グリーン電力株式会社株式会社、タケエイグリーンリサイクル株式会社横須賀発電所の発電用燃料材として利用しています(自前の最終利用先)。

 

グループの安定的受入先としての機能、未利用資源の再資源化推進に繋げる

川崎リサイクルセンター

製鉄副資材「エコ・フォーム」

エコ・フォーム成型機®
製鉄副資材「エコ・フォーム®

廃棄物処理の過程で発生するダスト(粉じん)を集塵して再資源化した製鉄副資材「エコ・フォーム」を製造しています。

 

中間処理工程で発生するダスト(粉じん)も有効活用

製鉄副資材「エコ・フォーム」は、廃棄物の中間処理工程で飛散したダスト(粉じん)を回収・固化することで製造され、製鋼用転炉の脱炭における消泡材として大手製鉄メーカーで活用されています。

 

製鉄所によって異なる品質基準にも対応し、更なる付加価値化に取り組む

 

東京リサイクルセンター

再生PVC「エコフレーク」

廃タイルカーペット切削機
エコフレーク
廃タイルカーペット

廃タイルカーペットは、技術的に再利用が難しく、従来その多くが埋立処分されてきました。タケエイでは、東京リサイクルセンターにタイルカーペットのリサイクル専用設備を設置し、表面の繊維層と土台のポリ塩化ビニル(PVC)の層を分離し、再資源化を推進しています。

 

廃タイルカーペットを100%リサイクル

ポリ塩化ビニル(PVC)を再生原料「エコフレーク」として、カーペットメーカーが求める高品質な再生原料へとリサイクルしています。

 

 

更なる技術開発で品質向上を図り、再生プラスチックの資源循環を推進(2023年1月特許取得)

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