最終処分場(ランドフィル)

環境負荷を徹底的に抑えた最高レベルの最終処分を行います。

廃棄物の中間処理・リサイクル過程では、どうしても再資源化が困難な対象物(残さ)が発生します。これらの残さを安全かつ適正に埋立処分する施設が「最終処分場(ランドフィル)」です。

最終処分とは、産業廃棄物を、それ以上変化せず、周囲の環境にも影響を及ぼさない状態に(安定化)させることを目的として、適切に処理したうえで土の中や海にそれを投入して、その場所で産業廃棄物を保管し続けるという、産業廃棄物の処理方法です。

 

タケエイでは安定型最終処分場を保有し、埋立処分を行っています。

環境への負荷を最小限に抑えた最終処分場を目指し、『厳密に自社で処理され、品質管理の徹底された廃棄物のみを処分する』という方針を貫くことにより、お客様及び地域の皆様からも高い信頼と評価をいただいております。

当社グループは、廃棄物の限りない再資源化および製品化、付加価値化を追求する一方で、こうした残さを適正に埋立処分する、安心・安全な一貫処理サービスを安定的に提供しています。

 

また、タケエイのグループ会社である(株)門前クリーンパークでは、現在、石川県輪島市に管理型最終処分場が完成し、開業準備を進めており、長期間にわたり、地域社会との共生、自然との調和を図りつつ、グループの成長を支える機能を担っていく施設となる予定です。

最終処分場の種類について

産業廃棄物の種類や性状によって、安定化を実現するために必要となる期間は異なります。

 

安定型最終処分場とは

有害物や有機物等が付着していない廃棄物の性質が安定している産業廃棄物は、安定型最終処分場に埋立処分することができます。安定5品目と呼ばれる廃プラスチック類、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、がれき類など、腐敗したり、「有害物質が溶け出したりせず、自然環境に影響を与えない廃棄物のみを扱う処分場です。

関連拠点・グループ会社

大木戸処分場/成田処分場(開業準備中)

管理型最終処分場とは

有害物質の濃度が判定基準に適合した燃え殻、ばいじん、汚泥、紙くず、木くず、繊維くず、動植物性残さ、鉱さい、動物のふん尿等の産業廃棄物が埋立処分されます。
基本的には、遮断型最終処分場でしか処分できないもの以外で、安定型最終処分場できるもの以外の廃棄物が対象となります。管理型最終処分場は、燃え殻、汚泥や腐敗性があり地下水を汚染するおそれのある産業廃棄物でも埋め立てることができる施設です

関連拠点・グループ会社

(株)北陸環境サービス(株)門前クリーンパーク(開業準備中)

遮断型最終処分場とは

有害物質等を含む産業廃棄物の中で、その溶出濃度が埋立判定基準を超える産業廃棄物は遮断型最終処分場に埋立処分されます。
燃え殻、ばいじん、汚泥、鉱さいなどの有害な産業廃棄物であって、通常の方法では無害化することが難しい廃棄物を処分するための最終処分場です。水分との接触を防止するための覆蓋施設が設けられており、内側は腐蝕防止加工が施された水密性の鉄筋コンクリート製の容器で、有害物質を自然から完全に隔離するための構造となっています。

最終処分場の跡地利用について

タケエイグループでは、最終処分場の跡地を利用して、太陽光発電施設『タケエイソーラーパーク成田』や『タケエイエコパークゴルフ大木戸』を運営しています(株式会社タケエイエナジー&パーク運営)。

 

関連しているグループ会社

タケエイエコパークゴルフ大木戸(株式会社タケエイエナジー&パーク)

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